思い出をなぞらない

最終的に別れてしまったものの、「恋の始めはとても順調だった」「出会いから間もない頃は互いに上手くやれていた」という記憶を持っている人も少なくないのではないでしょうか。
出会いから間もない頃は、どんなことをすれば相手が喜んでくれるのかを考えたり、相手のためにきれいになろうと考えたり、たくさんの「思い遣る気持ち」を持って接しているものです。

ここで勘違いしてはいけないのが、「同じ行動を取りさえすれば、相手が誰であっても喜んでくれる」と思い込まないことです。
つまり、恋人が変われば、嬉しいと感じることも、悲しいと思うことも変わるということです。
恋は、その時々、別な相手とするものなのですから、パターンやマニュアルを作って、その通りにすればいいなどと思ってはいけません。

近頃はイベントよりもアプリやネットなどを介して出会う人が多く、その分、交際を始めるまでのコミュニケーションの機会も増えているようです。
アプリにはさまざまなコミュニケーションツールだけでなく、ブログや日記機能といった自分から発信できるシステムも多く用意されていることから、相手の人となりについて知ることができる機会も、イベントよりは多いのではないでしょうか。
ですが、その分「分かったつもり」になっている人も少なからずおり、実際に交際を始めたところで自分の中にあるパターンに相手をはめようとしてしまい、結果的に関係が破たんしてしまったということもあるはずです。
常に、目の前の恋人を意識して行動することを忘れてはいけません。

人は、「成功したこと」と「失敗したこと」をそれぞれ経験として記憶しているので、恋愛の場でも、無意識のうちに、これに当てはめようとしてしまうものです。
過去の恋人との思い出をなぞって、「こうした時は上手くいった」などと考えることはナンセンスですし、今の恋人に対して失礼ですから、意識してやめるようにしましょう。
それが、関係を長続きさせるコツなのです。