誰と恋をするのか

「恋とはこういうものである」と自分が考えているパターンを相手へと押しつけてはいませんか。
恋に恋していたり、恋をしている自分に酔っていたりするだけなのだと思われ、関係が破たんしてしまうこともあるので注意が必要です。
恋に対する「理想」を持つことは構いませんが、その通りにならないのは当然であって、そうならないことを相手のせいにしたり、その通りに進めようなどと提案したりすることは愚かなことです。
「恋はこうあるべき」などというパターンを自分の中に作り上げている人は、早めにそれを忘れてしまうようにしましょう。
恋とは、その時の恋人と二人で築き上げる関係であり、相手を思い遣る気持ちで紡がれてゆくものであって、決してパターン化できるようなものではないのです。

近頃はアプリなどを介して出会い、交際へと進む人も多いようですが、その際に大切なのは、好ましいと思った相手の人となりをしっかり観察することです。
コミュニケーションのための時間が限られているイベントなどで出会った場合は別として、出会い用のアプリを利用した場合には、人となりやものの考え方をある程度理解してからアプローチすることをお勧めします。
そうした事柄を理解することは、恋の進め方を決めるためにとても大切なことだからです。
こうしたことを理解する前に恋愛という関係を始めてしまうと、前述したように、パターンに当てはめようと考えがちになってしまうからです。

もっとも考えるべきは、「誰と恋をするのか」ということです。
空想上の恋人との恋を再現するために「恋人」が欲しいのか、好ましいと思う人と関係を築いてゆきたいから、「恋人」になりたい、「恋人」にして欲しいのか、どちらなのかをしっかり考えてみてください。
前者はパターンにはめようとし失敗するタイプで、後者であれば、良好な関係を築くことができるでしょう。
「恋」は、する度に変わるものなので、「こうだ」と決めつけること、思い込むことがもっとも危険なのです。